講演会・シンポジウム

唐とウイグル──二つの帝国をめぐる考古学のいま──
- タイトル
- 唐とウイグル──二つの帝国をめぐる考古学のいま──
- 日時
- 2025年11月1日(土)12:30~17:00
- 会場
- 東北学院大学土樋キャンパス ホーイ記念館 H301教室(3階)
- 主催
- 東北学院大学アジア流域文化研究所
- 協力
- 『ウイグル可汗国の北東境界統治と周辺諸族との関係に関する考古学的研究』(科研費基盤研究(A)代表;木山克彦)
- プログラム
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- 12:00~ 開場
- 12:30~13:50 基調報告「唐王朝の京師─構造・機能とその影響力─」
- 城倉 正祥(早稲田大学 文学学術院文学部 教授)
- 13:50~14:00 休憩
- 14:00~15:30 個別報告1「モンゴルにおけるウイグル可汗国の考古学研究」
- アンフバヤル・バツォーリ(モンゴル科学アカデミー考古学研究所匈奴研究室研究員)
- 通訳:楊雪雁(東北学院大学大学院文学研究科後期課程)
- 15:30~15:40 休憩
- 15:40~17:00 個別報告2「隋唐および東・北アジアの都城と地方都市における瓦生産の特色」
- 佐川 正敏(東北学院大学文学部教授)
- 備考
- ・参加無料。申込不要。
・ご来場の際は公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。
昨年度開催した学術講演会「匈奴と漢」の続編である。
今回は唐とウイグルの二大帝国を取り上げる。唐の都・長安城が、周辺諸地域の「みやこ」造りに強い影響を与えたことはよく知られている。日本や韓国、渤海などを対象として、歴史学・考古学の両分野からこれまで様々な研究が積み重ねられてきたが、今回の講演会では、従来あまり注目されてこなかった北アジア世界に対する唐の影響について、発掘現場に精通する3人の講師によって、最新の考古学的成果に基づいた整理・検討が加えられる。