このサイトの構成
このサイトの構成は画面左側にあるメニューに反映されています。図1を見て下さい。メニューでは、好きな順に好きな項目を選択できます。(選択可能な見出しは薄い灰色になっています。)しかしながら、後の部分ではそれより前の部分を理解していることが前提ですので、初めてこのプログラムに取り組む時は、表示されている順に進めてください。精度と確度の概念を説明する「はじめに」の後で、「精度と確度を測定する」という大見出しがあり、この下に3つの小見出し、「極限法」「恒常法」「調整法」があります。これらの見出しの下のサブメニューをクリックすると、3種類の異なる方法でどのように精度と確度を測定するのかを学ぶことができます。次の大見出し、「精度あるいは確度」の下には2つの小見出し、「精度とウェーバーの法則」と「(不)確度とM-L錯視」があります。これらの小見出しをクリックすると、どのような時に精度あるいは確度が問題になるのかを学ぶことができます。
はじめにの後の5つの小見出しはそれぞれモジュールになっていて、同じサブメニューを含んでいます。サブメニューの概要と目標では問題の背景を解説し、セクションごとの学習目標のリストが掲げられています。これは、目標がはっきりしていると学習が進む、という考えに従っています。2番目のサブメニューの操作方法では、特定の測定法、ウェーバーの法則の検証、ミュラー・リヤー錯視の範囲の検討でのデータの取り方が説明されています。そこには、手続きが理解されていることを確認する練習試行が含まれています。次のサブメニューのチュートリアルとクイズでは、実験、データ分析、そしてクイズを行ないます。これはチュートリアルを読み進みながら、自分自身が被験者となってデータを取れるよう設計されており、この実践経験こそが学習過程の重要箇所なのです。しかし、時間がない場合には、事前に用意されたサンプルデータを利用することもできます。最後のサブメニューの実験とデータ分析では、選択されたのがどの話題でも自分で実験計画を立てられるようになっています。プログラムのデータ分析の部分では、あなたが計画し実施した実験で得られたデータを分析します。チュートリアルとは違い、ここではクイズはありません。データは表とグラフに表示され、チュートリアルで出てきたのと同様に分析の説明がなされます。左側のメニューの下部にある実験を実施するのところを、実験に入る前に読んでおいてください。
「実験とデータ分析」を除き、上で述べたどの見出しでも、画面右側にある心理物理学事典と計算ヘルプを利用できます。「事典」と「計算」の一方を選択して下さい。「事典」を選択すると専門用語のリストが現れ、用語をクリックするとその意味が表示されます。定義が書かれている言葉や専門用語は、本文中に赤い文字で表示されています。「計算」を選択するとそれぞれのモジュールで算出しなければならないもののリストが表示されます。図1の右側を見て下さい。リストの項目をクリックすると式が表示されます。
5つのモジュールに続いて、あとがき、見直しクイズ、実験を実施する、例題実験、そしてヘルプがあります。あとがきでは、異なる心理物理学的測定法を用いることについて考察していますので、このサイトで取り上げた内容の理解度を試す見直しクイズに入る前に、ここを読むとよいでしょう。正解に対応する選択肢をクリックして、択一式の問題に答えて下さい。答えを間違えると、別の選択をするように指示されます。2回挑戦しても正解できなかった場合、正解が画面に表示され、次の問題に進みます。クイズが終了すると、あなたの成績がまとめとして表示されます。例題実験では、データを取り結論を導きだす実践経験ができます。3つの実験はこのサイトで実施可能な実験例です。先生はこれらを宿題にしてもよいでしょう。さらに、これらの例題実験が独自の実験を考案するきっかけになるとよいと思います。ヘルプには、最低限必要なシステムが記載されており、このサイトがうまく利用できない場合に備えてあります。
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