● 離散データとは?
正弦曲線(サインカーブ)をコンピュータの画面に描くにはどのようにすればよいのか?
コンピュータの世界では、滑らかな曲線でも実際には点(ドット)の集まり(折れ線と考えてもよい)で表現される。
よって、y=sin(x) の曲線を描くには、ある範囲の x を ある数 N
に分割する必要がある。
例えば、 2周期の曲線を描くには 始点を0とすると終点は4πとなり、 1周期あたりの分割数を16とすると
総点は (32+1)点となる。
※ 人間が理解しやすい数字の範囲と分割数における総点は(分割数+1)となる。
例えば、0から10まで1きざみ(間隔)の総点は
0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10 で11点となる。
● 数値データとは?
ここでいう数値データとは、数値をある規則に従って順番に羅列したデータのことであるが、
場合によっては特殊な数値を表す文字列(例えば、1.0E+10)を含んだデータを示す。
例1:あるクラスの体重と身長
CSV形式(カンマ区切りのデータ)
例2:経過時間と距離の関係を示す実験データ
TSV形式(タブ区切りのデータ)
● 数値データの種類(テキスト形式)
テキスト形式の数値データには上の例のようなCSV形式とTSV形式
がよく用いられ、多くのソフトで読み書きできる。
※テキスト形式:テキストエディタなどで内容を見ることができる形式。
他にバイナリィ形式があるが、こちらは人間が
簡単に内容(中身)を見て理解することはできない。
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