ファイル名と拡張子


ファイルの拡張子についての注意点

 ファイルの拡張子については、ファイルとその管理方法のところで概説している。
しかし、”Windows”においては、ややわかりづらい面があるのでここで補足説明する。

 いま、任意のフォルダをクリックし、"Alt"キーを押すと
以下のようなメニューバーが現れる。 


そのメニューから、
[ツール]−<フォルダオプション>を選択すると、以下の画面が表示される。

 通常、Windowsの初期設定では、上のように
登録されているファイルの拡張子は表示しない”のチェックがONになっている。
この場合、”.txt”や”.exe”のような拡張子は表示されない。

 したがって、この状態で、上のファイルの拡張子を含めた実際のファイル名は、”abc001.txt”
なのである。

 この段階で、上のファイル名を”abc001.txt”などと変更してしまうと、
拡張子を含めた実際のファイル名は、”abc001.txt.txt”となってしまう。

 ここで、”登録されているファイルの拡張子は表示しない”のチェックをOFFにすると、

と表示され、意図していたものと違うファイル名であることが確認できる。
 つまり、一字一句違ってはいけないファイル名が
要求される場合には、”登録されているファイルの拡張子は表示しない”のチェックを
OFF
にしたほうがよい。チェックがOFFで以下のように表示されれば正常である。

 すなわち、このチェックがどちらになっているのか常に注意する必要もある。
また、このチェックのON/OFFは、Windowsのソフト(MSワードなど)にも影響するので
注意する(拡張子のOFF/ONになる)。

 

ファイル名における全角半角文字について

  日本においては、ファイル名に漢字(全角文字)を使用できる。
しかし、ファイル名は、半角文字(英数字)のみで記述しなければならない場合もある。
全角文字の英数字を使用しないようにするには、ファイル名入力時に日本語変換モードが
OFFの状態で入力するとよい。

−>

 また、全角文字は(半角文字と比べて)以下のようにやや幅広くみえる。

半角文字

全角文字

 なお、以下の例のように拡張子を誤って全角文字にした場合、
テキストファイルとしても認識されなくなるので注意すること。
(アイコンが違っている)


 戻る