● まとめ
(1) サンプルを加工してみよう。
この授業では、C言語の文法・その他(ポインタなど)について詳しく述べることはしなかった。
しかし、本授業のサンプルの組み合わせで、数値を扱うほとんど全てのプログラムが作成可能と考える。
プログラムには洗練されているものとそうでないものがある。
しかし、得られる結果が同じであれば、とりあえず実現できるほうがよいであろう。
自分の考えで、どんどんサンプルを加工し比較的大きなプログラムに育てみることも大事である。
(2) ロジック(論理)を考えよう。
コンピュータがロジックを考える時代も来るであろうが、現在は与えられた命令に従って動く。
つまり、頭の中で考えられないことをコンピュータに行わせるのは無理なのである。
コンピュータに行わせる前に人間ならどう判断して実行するのかよく考えることが先決である。
(3) エラーに対応できるようにしよう。
プログラム作成から実行までエラーが1回もなく、プログラムが期待した通り動くことは希である。
(もちろん、コンピュータがエラーを指摘しなくてもプログラムが間違っていることは多々存在する。)
コンパイル中のエラーであれば、文法の単純ミスなどがほとんどである。
また、実行しているときに発生するエラーは、変数への値の代入間違いなどが考えられる。
それぞれのエラーに迅速に対応するには、より多くのプログラミングを経験することが一番であろう。
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