簡単な数値計算
● 数値積分(台形公式) y = f(x)
なる関数の区間[a,b]における定積分を行う際、
上図のように、xに対応するyが既に離散的に得られていると仮定する。 また、分割数はnで、間隔は等間隔Δxとする。 よって、全体の面積は分割されたそれぞれの台形近似面積(中括弧内)を足し算して 下式中央のように示せることは容易に理解できる。 ※中括弧内 { (上底+下底)×高さ÷2 }
台形公式は中央の形をさらにまとめて右辺のように計算数を減らしたものである。 これを以下にプログラムで表現する。 このプログラムでは、汎用性を高めるために y = f(x) の離散データを配列変数に作成してから 台形公式を用いて積分する。もちろん、サンプルでは関数式が既知であるので配列変数を使わなくとも計算できる。 また、コンパイル時には数学関数を使えるようにするので注意。 サンプルを実行すると、与式の理論値は円周率となるので、それに近い値が計算されていることが わかる。分割数をnを大きくとり、さらに近づくことを確認してみよう。 |
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● 台形公式を用いた数値積分
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