特色
人間情報学研究科は、教養学部を母体にして、人間と情報をキーワードにした、学際性を標榜する大学院です。教育スタッフは、新進気鋭の研究者群と国際的に活躍するベテラン研究者群からなる多彩な顔ぶれで構成されています。
大学院生は、「社会」「行動」「生命・情報」各研究領域のひとつをコアとして主たる専門にし、その専門を支える基礎科目として物理・情報・人文社会諸学などからの幅広い基礎的な研究の支援を受けて、学際的な教育を実のあるものにしています。そして、何よりも、広く社会人への窓口を開くことによって生涯学習の機会も提供しております。したがって、進学者は教養学部のみならず、本学の他の学部や他大学の出身者なども多く、多彩な経歴の持ち主が院生として活躍しております。アドミッションポリシーは下記をご覧ください。
博士後期課程の設置にともない、大学院としては完成された形を整えて、さらに高度な研究教育の基盤を確保しました。博士後期課程もまた、社会人に開かれているので、専門も年齢も多彩な人の入学が実現し、「人間情報学演習」を中心に活発な研究教育の刺激になっています。
<入学者受け入れ方針>
人間情報学研究科は、本研究科の理念・目的を理解していることを基本的要件とし、さらに次の点を考慮して入学者を広く受け入れる
@大学院での学修に必要な能力(問題探究力、文献解読力、論理的思考力、作文・表現能力、コミュニケーション能力)をもっていること
A研究科での専攻分野について基礎的な知識をもっていること
B研究科の教育内容をよく理解した上で、本研究科での学修を強く望んでいること
<学位授与方針>
・前期課程 … 所定の履修方法に従って30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した修士論文の審査及び最終試験によって、学修成果が確認できた者に、「修士(学術)」の学位を授与する。
・後期課程 … 所定の履修方法に従って12単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえで提出した博士論文の審査及び最終試験によって、学修成果が確認できた者に、「博士(学術)」の学位を授与する。
【研究科パンフレット内容】