Excelで相関係数と回帰直線を求める
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1. 散布図を描く
- 散布図を作成したいデータ範囲を選択する。
- 挿入タブをクリックする。グラフの「散布図」をクリックし、折れ線のない図を選択する。
- グラフのレイアウトタブで適当なレイアウトを選択し、タイトルや横軸、縦軸のラベルを書き入れる。

2. 相関係数を計算する
関数を使用して計算する
- 相関係数を表示したいセルをアクティブにしておく。
- 数式タブをクリックする。
- 「その他の関数」の「統計」を選択し、「CORREL」を選択する。

- 配列1のところにxのデータのセルを範囲指定する。
- 配列2のところにyのデータのセルを範囲指定する。
- 「OK」をクリックする。
- または、ツールバーのの関数の統計を選択し、[fx]を
クリックし、「関数の分類(C)」で「統計」を選択し、「関数名(N)」で
「CORREL」を選択し、「OK」をクリックする。以下同様の操作を行う。
データ分析ツールを使用して計算する
- 「データ」タブをクリックし、「データ分析」を選択する。

- 「分析ツール(A)」メニューの中から「相関」を選択し、「相関」画面の設定を行う。

- 「入力範囲(I)」には、処理したいデータが入っているセルの範囲を指定する。
- 「データ方向」は、「列」を選択する。
- もし、指定した入力範囲に項目名などの註釈行が含まれている場合は、「先頭行をラベルとして使用(L)」をクリックする。
- 「出力オプション」は、「出力先(O)」でセルを指定するか、「新規又は次のワークシート(P)」を選択する。
- 「OK」ボタンをクリックする。

3. 回帰直線を散布図の中に描く
- 作成した散布図のデータ点をクリックして、右の+の「近似曲線」
→「その他のオプション...」の順に進む。

- 「近似曲線の書式設定」画面が現れるので、「線形近似(L)」のグラフを選択し、「グラフに数式を表示する(E)」と「グラフにR-2乗値を表示する(R)」の前にチェックを入れる。

Kazushi Neichi
Department of Business Administration, Tohoku Gakuin University.