タイトル:救世軍関係者との記念写真
| 分類 | 古写真/早川智寛関係古写真2/017 |
|---|---|
| 撮影年代 | 明治40年(1907) |
| 撮影地 | 不明 |
| 撮影者 | 大武写真館(仙台市東一番町) |
| 技法 | 鶏卵紙 |
| 形態 | 台紙貼 |
| 法量 | マウント:高33.8cm、幅41.9cm 本紙:高20.8cm、幅27cm |
| 裏書 | なし |
資料解説・参考情報
明治40年(1907)に救世軍創設者のウィリアム・ブース大将(前列中央)が仙台を訪問した際の記念写真と思われる。来日したウィリアム・ブース大将は、同年に東京・前橋・宇都宮・仙台・横浜・名古屋・大阪・京都・岡崎・神戸・岡山で特別集会を開催した。仙台には4月27日に来訪した。
この写真には計20名の人物が写っている。前列右端に僧坊、3番目に早川智寛、前列左側に陸軍関係者がいる。陸軍関係者は服装から上級の将校であることがうかがえる。具体的に、左端の人物は飾緒や肩章から、佐官以上と推測される。また、左より2番目、3番目の人物はその肩章や徽章から、それぞれ少将、中将である可能性が考えられる。
中列はいずれも日本人であり、特に右端の眼鏡をかけた人物は山室軍平と思われる。彼は1895年に救世軍入隊した日本人最初の救世軍士官(伝道者)とされている。ウィリアム・ブース来日に際しては通訳を務めた。
後列は救世軍の制服を身に付けた人々が並ぶ。着用する帽子には、漢字や英語で「救世軍」、「The Salvation Army」と書かれている。また、後列の人々は顔つきから日本人ではないと思われ、イギリスにある救世軍万国本営よりブースに同行してきた可能性が考えられる。
写真の台紙には「第五〇博覧會賜褒状」と記載されているが、詳細な撮影場所、日時は不明である。
参考文献:
「救世軍―日本における救世軍の130年」https://www.salvationarmy.or.jp/anniversary/(閲覧日:2026年7月21日)
「救世軍―救世軍の成り立ち」https://www.salvationarmy.or.jp/about/history/(閲覧日:2026年7月27日)
『東北学院資料室, Vol.3, 2003.12.31』
『同志社大学,良心学研究センター主催,公開シンポジウム,山室軍平―良心の実践者―』
