研究員紹介
和田 正春(教養学部地域構想学科)
社会問題解決のためのマネジメント



 長くビジネスの現場におり、マーケティングやサービス・マネジメントのコンサルティングに携わって参りました。市場価値の把握や実現を論理的に進めることに取り組んで参りましたが、その経験と理論を活かして、これからは地域課題の解決と、問題解決力のある人材の育成に取り組んでいく所存です。

 マネジメントは社会のあらゆる場で必要になる、「何かを実現する」「良い状況を保つ」ための活動です。今まではそれをビジネスという非常に限定された(故にとても動きが速く、競争が多い)ところで取り上げてきましたが、今日では社会問題解決、非営利組織、福祉・医療、教育など、テーマや範囲を問わずに重要視されるようになっています。

 私の本業は、「見えにくい価値を見えるようにし、魅力を創り、管理できるようにする」というサービス・マネジメント&マーケティングですが、この分野は奇しくも社会問題解決に最も必要とされるスキルでもあります。それを理論的だけでなく、実践との調和の中で学び、考え、実践して参りました。その経験を活かし、まずは学生達に、社会問題解決につながるマネジメントの考え方やスキルを伝えていくことが目標です。その先には、その「力」を組織的に確立し、地域課題の解決を継続的に行える体制を整えること、それを普及させることに力を尽くしていきたいと考えております。


和田先生の写真
(わだ まさはる)
1984年 長野県松本県ヶ丘高等学校卒業
1988年 上智大学経済学部経営学科卒業
1997年 一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学
1998年 東北学院大学経済学部経営学科助教授
2013年 東北学院大学教養学部地域構想学科准教授
※ 修士課程修了後、ベンチャーキャピタルや多摩大学総合研究所などでコンサルティングの仕事についておりました。

 本学科の学生を中心に、そうした問題解決を進める「支援部隊」として、「第三営業部」なるものを創っております。ようやく稼働できる体制が整いつつありますので、何かを対外的に行うご予定があるときには、是非お声をかけてくださいませ。ご活用いただけましたらうれしいです。いわゆる研究者的人間ではありませんので、違和感もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※ このページは、2014年3月刊行の『人間情報学研究 第19巻』に掲載された記事を元にしております。その後、略歴や所属等に変更がある場合がございます。


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