Mac OSX(Excel:mac2011)で、相関係数と回帰直線を求める
1. 散布図を描く
- 散布図を作成したいデータ範囲を選択する。
- メニューバーの「グラフ」をクリックする。
- 「散布図」をクリックし、折れ線のない図を選択する。
- グラフのレイアウトタブで適当なレイアウトを選択し、タイトルや横軸、縦軸のラベルを書き入れる。

2. 相関係数を計算する
関数を使用して計算する
- 相関係数を表示したいセルをアクティブにしておく。
- メニューバーの数式をクリックする。
- ツールバーの関数[fx]をクリックし、「統計」→
「CORREL」の順に選択する。
- 配列1のセルの範囲をドラックして選択し、,(コンマ)のあとに配列2のセルの範囲
をドラックして選択し、returnキーを押す。例えば、配列1のセルの範囲が
A2〜A10で、配列2のセルの範囲がB2〜B10であれば、
と指定して、returnキーを押す。

または、
- 相関係数を表示したいセルをアクティブにしておく。
- メニューバーの「挿入」→「関数」をクリックする。または、ツールバーの下の「数式」をクリックし、数式パレットをクリックする。
- 数式パレットの「統計」→「CORREL」をダブルクリックする。
- 数式パレットで、配列1のセルの範囲をドラックして選択する。続いて、
配列2のセルの範囲をドラックして選択し、returnキーを押す。

StatPlus:mac LEを使用して計算する
- 相関係数を計算したいデータを含むブックを開く。
- StatPlus:mac LEを開く。
- StatPlus:mac LEのメニューバーから、「Statistics」-「Basic Statistics and
Tables」-「Linear Correlation (Pearson)...」の順に選択する。
- Correlationウインドウの「Variables」欄の右のボタン
をクリックし、処理したいデータの範囲を指定する(下図参照)。もし、データの最初のセルをラベルとして使用する場合は、「Labels in first row」にチェックを入れる。

- 「OK」をクリックすると、新規ウインドウに結果が表示される。Rの数値が相関係数の値である。
3. 回帰直線を散布図の中に描く
- 作成した散布図をクリックして、そのグラフをアクティブにする。

- メニューバーの「グラフレイアウト」をクリックし、ツールバーの「近似曲線」をクリックし、「近似曲線のオプション」を選択する。または、グラフ中のどれか1点をクリックし、さらに、controlキーを押しながらクリックし、メニューから「近似曲線の追加」を選択する。

- 「線形近似」を選択し、「オプション」をクリックする。

- 「グラフに数式を表示する」と「グラフにR-2乗値を表示する」にチェックを入れ、「OK」をクリックする。

Kazushi Neichi
Department of Business Administration, Tohoku Gakuin University.