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共同研究事例

次世代GPSシステムに関する研究

 カーナビ等で用いられるGPSは、現在、L1バンド(周波数 1.57542GHz)の1周波が割り当てられ広く使用されている。今後、この周波数に加えてL2バンド(周波数 1.2276GHz)、L5バンド(周波数 1.17645GHz)を追加し、これら3周波を用いて現在10m位ある誤差を10cm以下と高精度化を図り、かつ、より広い分野での活用期待する次世代GPSシステムの導入が計画されている。この動向に対して、東北学院大学工学部では、現在全国に18存在する地域創成事業のひとつである仙台地域知的クラスター創成事業プロジェクトに参画し、地元のセラミックス企業、日本無線(株)、パイオニアシステムテクノロジー(株)との産学共同で、たった一つのアンテナで上記の3周波数に対応が可能な小型/薄型のマルチバンドアンテナの開発を推進している。(電気情報工学科 塩川研究室)