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概要と目標

以下の実験ではミュラー・リヤー図形の錯視量を測定します。この錯視が生じると我々の反応(判断)の確度が低くなります。二本の水平線分が画面上に表示され、 一方の線分(標準刺激)には内向きか外向き、あるいは主線と直角(垂直)の矢羽根が両端に付きます。 あなたの課題はもう一方の比較刺激(矢羽根がついていない線分)の長さを標準刺激の長さと見かけ上同じになるように調整することです。ここでは測定に調整法を用います。

このセクションでは以下のことを学びます

  1. 得られたデータからどの様にして 恒常誤差 を算出するか
  2. 錯視は 恒常誤差として測定されるということ、
  3. 正と負の 恒常誤差 があること、 そして
  4. たとえ長さの錯視が生じても偶然誤差 は大きく変化しないこと。