Welcome to tktk

　＜入学生・高校生の皆さんへ＞

2000年代になり、東京一極集中が止まりません。東北では仙台、各県では県庁都市への一極集中も加速しているようです。そんな中で、地方農山村ほど、少子化・高齢化が著しく、学校の統廃合が各地で増えています。　地方の街では，市街地空洞化の進行に対して，市民の様々な取り組みが行われています。　 農漁村では、産物の価格競争と環境安全意識の高まりの中で，新たな経営への挑戦が続けられています。　　最も厳しい状況にある山村では，地域資源に根ざした地域づくりへの取り組みが行われています。　　

　そしてその上に、わが東北は、2011.3.11大震災と放射能汚染という未経験の困難に直面し、様々な苦悩と自助努力と支援の中で復興が取り組まれています。

　どの地域づくりにも必要な点は，地域の特性，すなわち「地域性」の理解にあります。地域の自然と社会が織りなしてきた環境と，それを巧みに活用してきた人々が地域性形成の担い手です。　その土地の環境と人間をみつめ，地域性を理解することは，地域づくり，すなわち「地域の構想」には欠くことのできない力です。

　そのための基礎を，現地学習，地域データ分析，地図作成技能の習得を通して身に付け，地域の問題に目を開き，そしていざ！，自ら体当たりで地域にでかけてみようではありませんか。