コウモリの耳の伝達関数は音源の方向に依存して変化し、特定の周波数成分のみをカット(遮断)される特性がある。このカットをノッチと呼び、このノッチの周波数が音源方向に依存して変化していることがわかっている。実際にコウモリの外耳に似せた形状を製作し、実際に音を測定し、その伝達関数の評価を行った。これらの結果から位置定位に適当な模擬外耳の形状を明らかにした。

コウモリ型模擬外耳の製作と評価